お別れ

クロが新しい世界に旅立った…11年近い年月、クロとは沢山の想い出ばかり…
車で事故に遭い、病院に一緒に運ばれたり…
山の中に１週間ぐらい旅に出て迷い犬の張り紙をした事も…
朝になると玄関迄迎えに来るものの何処かへ行ってしまったり…
「家政婦は見た」の市原悦子ばりに壁からいつも半分顔を出してこちらを覗いていたり…
くつろいでいる時はいつも舌を出していたり…
おっさんか！と思うぐらいのイビキをかいていたり…
老齢期は病院にかかる事が多く、先日も大学病院迄行っていたのですが、今では遠い昔の様です…
両親の手前、ずっと泣くのをこらえていましたが、さすがに火葬した後大号泣…こんなに泣いたのは、弟の結婚式以来です…。
お店を出して以来、ずっと節目節目で側にいてくれたクロ。
クロを忘れる事は絶対にありませんが、この出来事をきちんと受け止め、改めて死について考えさせられました。
齢を取る程、死を身近に感じる今日この頃。
自分も含め、明日死ぬかもしれないからこそ、今日という１日を大切に、悔いの無い人生を送れる選択をしていきたいと、改めて強く思いました。
ありがとう、クロ…















　　　　　　　　　黒（ kuro ）／ パグ　2001.10.22生 〜　2012.06.11永眠