13周年

2013.06.14

本日、Wは13周年を迎えました!

6月に入り、湿気と暑さのせいか予約が殺到し、常に1週間先迄予約が一杯の為、大変ご迷惑をおかけ致しております…沢山の御予約をお断り致しました事を、お詫び致します…。
しかしながら、当店は質を下げて迄、予約を取る事は信念に反する為出来ません…1人故、お取り出来る御予約に限りがある事を御理解頂きたく思います…。
そんな今日、13周年と知らないお客様に、こんなお言葉を頂きました。
「何処の美容室へ行っても、大抵とてもお客様扱いをしてくれる。
でもここは違う。
しかしながら、そうであっても技術や知識に魅力があるからここへ来る。」
今日にふさわしい言葉を頂き、感激しました!!
今日の日があるのはお客様のおかげですが、残念ながらお客様は神様では無い。
Wとは、お客様と当方が二人(W)で髪を創り上げて行く場所。
こちらはお金を頂きさせて頂く、そちらは専門知識を持った職人にして頂く。
フィフティーフィフティー(対等)でありたいと考えております。
お客様の大切なお金を頂くからには、いい加減な仕事は出来無いし、妥協出来無い。
いくらお客様だからとはいえ、言わなければならない事は言わなければならない。
めんどくさがらず理論を話して、少しでも髪の事を知って貰いたい。
本当は話さない方が楽なのだから…何処の美容室もそうである様に。
毎日スタイリングするのはお客様自身であるからなおさらの事。
他人任せでは納得のいくものには必ずならない。
職人であるからこそ、全力を尽くす。
確かに、他のサロンと同じ事をした方が、無難ではあるのだろう…この日本では。
しかしながら、他と一緒であるのならばWは、あってもなくてもどちらでも良いのでは無いだろうか?
Wである必要が無い。
OAKLEY CEOがこんな事を言っていた。
「僕らの普通は、普通では無い事だ」
お客様の希望を汲み取り、柔軟な耳を持つ事は当たり前なのだが、自分の信念を貫く事こそ、お客様の髪を真剣にすると言う事ではないだろうか。
摩擦を恐れ、人と真剣にぶつからず、向き合わなければ、本質は何も見えないし、良いものなど絶対に出来無い。