今日の料理教室は「京のブランド産品」の方と、丹後の「京都府漁業協同組合連合会」の方が来られて、京野菜と丹後グジをメインに勉強した。
しかしながらとても疑問に思う事で質問したのだが、僕らが日頃野菜を買う場合の選択肢は、「農薬」「無農薬」「減農薬」の大きく分けて3つからの選択となるが、京都は違う。
「京のブランド産品」が認定する京野菜=「京野菜(減農薬)」
従って、大きく分けて「普通の野菜」「京野菜(農薬もしくは減農薬)」「京野菜(減農薬)の中で、京のブランド産品認定を受けているもの」の3択になる
勿論、普通の野菜=3択になる訳なので、京都の野菜を選択肢に含めると5拓。
現状は、「普通の野菜」と「京野菜」の2択である。
「無農薬の京野菜」は?と尋ねると、あるのだろうけど何処で売っているのかも分からない…。
京野菜というブランド力にはこだわりがあるものの、そこにはあまり力を入れていない様だ。
「神戸ビーフ」等もそうだが、ブランドになってしまうと「農薬」「無農薬」「減農薬」などは、どうでも良くなってしまうと言うのが日本の現状…やはり後進国である…。
しかしながらとても勉強になりましたし、丹後グジ(甘鯛)は人生で一番感動したお刺身かも!!
祖母のBDに食べさせたい!!!
すかさず丹後の漁業から直接実家に送って貰う手配をしました。
先付(清涼竹筒盛り・氷室・酢橘醤油・鱧・蛸の子・車海老・おくら・糸瓜)
椀物(丹後ぐじ葛たたき・蓮根餅・枝豆・水菜・針葱)
向付(丹後ぐじ・水玉胡瓜・水前寺海苔・より人参)
揚物(鱸・とうもろこし・万願寺唐辛子射込み・生雲丹・手洗海老・レモン)
冷鉢(賀茂茄子・焼穴子・菊南瓜・三度豆・ふり柚子)
焼物(丹後ぐじ塩焼・はじかみ・伏見唐辛子土佐和え)
御飯(茗荷御飯)・汁物(赤だし・鹿ケ谷南瓜・粉山椒)・香物(壬生菜・水茄子)
水物(水ようかん・抹茶)
スハマ
その後は、京都が実家のお客様に教えて頂いた、京都では有名なゼリー(グレープフルーツ・オレンジ)のお店(果物屋)へ…。
先週、骨董屋で買おうか迷っていた「すり鉢」を購入。
ヘッドスパの際の泥を混ぜるのに使おうかと思っています。
そして、先週も行った天然氷のお店へ…。
今日は、先日の祇園祭の日とは違い、かなり空いていました。
その後は以前から行きたかった温泉でひとっ風呂浴び、これまた以前から気になっていた喫茶店へ。
ここは昔から続く旅館で、今も1日1組限定で宿泊も可能。
4〜5回目にしてやっと入る事が出来た(殆ど閉まっているので…)。
とても雰囲気がある建物で、ステンドグラスも当時のまま!!
大変貴重です。
中の雰囲気は、昭和時代の軽井沢のバーラウンジといった雰囲気で、時間を忘れ、ここは本当に京都??と錯覚してしまう程でした。
京都懐石|料理教室|葉月(8月)|2012
2012.07.23