祇園祭・精進料理教室・桂離宮

2012.07.17

今日は祇園祭なので、甚兵衛を着て行く事に…。
着て行ったら粋なはず!!
ていうか、今年からはきちんと着よう…。
何年か前に、江戸時代のアンティークの正絹(シルク)の着物をバラし、洗をかけ、仕立て直して甚兵衛にしたのだが、あまりの金額と繊細さに、なかなか袖を通す機会がなかった…。

京都に着いたら、まずはいつもの道具屋。
今日は、前回取り置きしていた手作りの八角網ザルと流し缶を購入。


いつもお世話になっている懐石料理店にて朝食…。
祇園祭真っ只中で、車が通行出来ない所が多く、「御飯が炊きあがっていますが…」とオーナーから電話が…。
何とか数分遅れで到着。
到着時間に合わせて炊いて頂いているだけに、ご飯はやはり旨い!!




食後、丁度長刀鉾が動き出す時間だったのでタイミング良く最高の場所で見る事が出来ました。


その後急いで、精進料理教室へ。


終わった後は、桂離宮へ。





そして、前回閉まっていた天然氷のかき氷屋へ。
日本で天然の氷を作っているのは5件。
その内3件は日光だという。
ここの氷は、日光天然氷(四代目氷屋 徳次郎)を使っていて、頭がキーンと来ない。
通常の氷(7〜8度)は白く濁り、氷をかいてもバラバラになるが、天然氷(1〜2℃)は綺麗な透明で、氷をかくと鰹節の様になる。
祇園祭という事もあり、今日はもうミルク金時しかないとの事…。
しかしながら、氷の繊細さと小豆とムースのコラボ…そして、そこに珈琲をかけると…。
何とも美味でした。


その後、シミ取りブラシを購入。

今年のお稚児さんである緑寿園さん(この提灯が目印!)。
さすがに営業処では無い様子…お稚児さんは2000万円程かかるとの事…京都の資産家の孫でしかなれませんね…。


祇園祭は夜遅くまであり、いつもと違った京都を味わえました!
来年の祇園祭からは、今迄と違った見方で楽しめそうです。