FOODIES

2016.02.16

ミシュラン=最高か?
そうは思わない。
料理は味だけではない。
ミシュランの評価の定義は、あくまで料理そのもののみの評価。
1.素材の質
2.調理技術の高さと味付けの完成度
3.独創性
4.コストパフォーマンス
5.常に安定した料理全体の一貫性
この5つの評価で星が決まる。
なのに、ミシュランの☆☆☆は、「その為だけに旅行する価値がある卓越した料理」という定義である。
料理は味だけではなく、五(六)感で感じるもの…だからこそ、それだけでは僕は決められない。
盛り付け、素材、料理の技術、全体のバランス、旬の食材か?だけではなく、内装、器、サービス(応対だけではなく)、立地(景観)…その他諸々を加味すると、自分的に☆☆☆がつくお店などそうそうない。
その為だけに旅行する価値があるとするならば、いくら味が美味しくとも、ロケーションやサービス、内容やしつらえ、器、盛り付け…等々で全て旅の思い出は台無しとなる。
しかしながら人の価値観は様々。
以前はブログに自分ミシュランの評価を書いていた時期もあるが、今はしない。
とらえ方は人それぞれ自由なのだから。
その人その人のスキルや経験によっても捉え方は全く違う。
だから、食べログなどの評価は全く参考にはしない。
その人が、毎日何を食べて生きているかが見えない事には、信用のしようがない。
更に味だけではないとすれば、その人のライフスタイルや生き様全てが関わってくる。
そう考えれば、自分自身で時間とお金と労力を使い経験した事以外、何も信用出来ない。
料理だけに関する問題ではないが…
そうとは言え、もちろん全く参考にしていない訳でもない。
美食世界一といわれ、ミシュラン三つ星のお店が4軒もあるバスク地方!
更に、この映画で出てきた、下の三軒のレストランは死ぬまでに(近々)絶対に行きたい!
【鮨さいとう】
すきやばし次郎と並び、東京で行ってみたい鮨屋
【41 Degrees|バルセロナ】
元、エル・ブリ(世界一に5度選ばれ、世界一予約が取れないレストランと呼ばれていた|独創的な料理を提供し続けるため、半年のみ(4月〜10月まで)営業して、残りの半年間は新しいメニューの開発という独自営業スタイル)のアドリア兄弟が経営するレストラン
エル・ブリの41のメニューが味わえる
【龍井草堂|杭州】
中国の山奥で、自然と共存し、最低限の味付けでナチュラル思考にこだわる

FOODIES(99分、世界美味めぐり)
http://99bimi.jp