GMO OMG

2015.12.03


食べる事は、命の根幹。
食物を作る上で邪魔になる雑草や害虫は、本当に必要が無いのだろうか??
この世に意味のないものなど存在しない。
世界の種を牛耳る、モンサント社。
遺伝子組み換えされた種や、科学的な肥料や農薬から食物が育っているとしたら…その食物を食べ続けている人間は…
いくら無農薬栽培をしていても、近くに遺伝子組み換えの畑があれば、風に運ばれて遺伝子組換えの種子が付き、原種はどんどん地上から失われていく…アメリカだけで93%の原種が失われた。
皆、お金の為(安いが故)にGMO(Genetically Modified Organism 遺伝子組み換え食品)に移行する…
雑草を殺す為に農薬や肥料、そして遺伝子組み替えをし、害虫に強い種がどんどん開発されてくが、人間の薬と同じでイタチの追いかけっこ…雑草の更に上のスーパー雑草が生まれる…
餓鬼を救う?10億人の餓鬼に苦しむ人を?
人類を救う為に?食物が足りないから??
過食なのでは??本当に足りていない??
作りすぎて廃棄しているのでは???
意味が解らなすぎて疑問だらけである。
消費者も生産者も販売者も、目先が利益ばかりにいっているのでは無いだろうか…
それは食物の世界だけの話では無い。
だから世の中から物作りや職人がいなくなっていく…良い物と悪い物の違いを考えようとする思考さえ失われ、安い事が何よりも良いという社会になる…結果大量生産&大量消費…負の悪循環である…。
戦争当時、爆弾や毒ガスを作っていたモンサント社が、戦争が終わり種(害虫がつきにくく、育てる労力のいらない)を作る。
最初は良いが、何年かすると、耐性を持つ虫や雑草が出てくる。
原種を育て、その一部の種を取り、次の年の育てれば普通はお金がかからないが、GMはそうはいかない。
種を取ってはいけないルールなので、毎年買わなければならない。
結果、永遠にお金を巻き上げられる。
初回無料の、どこかの経営方法ととても似ている…
GMを表示すれば、消費者は選ばない。
だから企業は表示しない。
加工食品の80%にGMが入っている。
安いと売れる→安く作る→大量生産→効率が良く儲かる方法→GMO
GMは、珈琲豆やタバコと同じである。
低所得者に付け入り、がんじがらめにし、単価を吊り上げ、金を巻き上げ、苦しめる。
地球が南北で貧富の差がついたのも、同じ理屈からである。
お金で買えるものに、たいしたものなど無い…
僕たちの食物の食物、つまり魚や肉にさえ、成長促進ホルモンが使われている。
早く育てれば、早く太らせれば、沢山儲かる。
果たして我々は、食物の食物にまで考えを広げて毎日を生活しているだろうか?
医食同源。
食は自分達の身体を作る全てであり、そのもの。
スバールバル諸島(マイナス15〜20度)には、相互扶助の観点から、世界の全ての種が保存されている。
その反面、トマトにサソリの遺伝子を組み替えて野菜を作る…
GMをマウスに与えると、2年後には殆どのマウスが肝臓、腎臓、乳がん、腫瘍…で亡くなってしまう。
マウスの寿命は約2年…だとしたら、人間だと30〜40歳ぐらいであろうか。
GM作物のほとんどが、表示義務のない国で作られている…加工食品の殆どにまぎれ混んでいる…
対岸の火事では無い!
世の中の、全てのものは繋がっている。
特に昔と違い、これだけお金に目がくらみ貿易が発達した今の時代では。
有機、地産地消、表示…言葉だけ捕らえていては、本質は見えてこない…
GMO OMG(パパ、遺伝子組み換えってなぁに?)
http://www.uplink.co.jp/gmo/