今日、永平寺に旅行へ行っている知人からメールが来た。
いつも僕に言われる言葉が永平寺に書いてある!と。
「知る」と「解る」は違う
「解る」は実践(経験)した人が使う言葉。
人から聞いたり、本や新聞で読んだり、写真やテレビで見たり…今の情報社会、知る事は昔に比べていとも簡単な時代になった。
昔は知る意欲の強いものだけが、物事に精通し、マニアックと呼ばれてきた。
しかし今の時代、情報が氾濫し、そこそこマニアックな事までが簡単に検索出来、知る事が出来る。
だが、残念ながら知るだけでは自分のものにはならない。
あくまでその情報や認識の頭には、多分そうだと思うや、見た事聞いた事はあると言う言葉がつく。
プロのスポーツ選手のマインドを全て聞いたら、全ての人は同じくプロになれるのだろうか?
沢山のお店を食べ歩いた人と、グルメ雑誌で得た沢山の情報の信用性は?
世界遺産を観た時、実際の大きさや空気感、感じる事は同じなのだろうか?
「知る」と「解る」を勘違いしては決してならない。
解ると言うとこは、人生がより深く豊かになるという事。
僕は、知る事を信用しない。
百聞は一見にしかず!
自分で見て体験し、経験し、お金と時間を使い、努力した事に勝るものなど何もない。
「知る」と「解る」
2015.07.06