阪神淡路大震災

2014.01.17

今日で、阪神淡路大震災から19年を迎える。
思い返せば当時、芦屋の美容室で働いていた僕は、貴重な体験を沢山しました。
電車が動いていない線路を歩いて、当時住んでいた大阪から芦屋迄向かい、芦屋に住む店長に食事を届けた事。
1ヶ月程の休業を得て無料営業をした事。
トイレの水は店の前にある川で汲んでバケツで流し、ガスがなかなか復旧しなかった為、ポットを何十台も用意してお湯を沸かし、シャンプー台にお湯を溜めて洗髪をした事…。
思い出せばきりが無い程、19年前の事が少し前の出来事の様に蘇ります。
人が出来る事には限界があり、またよかれと思ってした事によって逆に起こる弊害も沢山ある事を学びました。
19年前の貴重な経験が、今の自分の判断基準の1つを形成している事は間違いありません。
倒壊した沢山の家屋、まるで特撮映画のゴジラの撮影現場に降り立った様なあの風景は、一生忘れないと思います。
だからこそ、今日という日は何年経っても自分にとって特別な日であり、あり続けると思います。
沢山のお亡くなりになった方のご冥福を、心からお祈り致します。