日本経済新聞抜粋

2013.02.10

人間の価値判断の基準は経済状況によって変わる。
経済が伸びている時、人は損か得かで物事の価値を推し量る。
経済が頂点に達すると、今度は好きか嫌いかで判断する。
そして、経済が落ち始めると正しいか、正しくないかで決めるという。
そしてその時、争いが起きる。
正しいか正しくないかという基準は、人に押しつけたくなるものだ。
例えば米国にとって正しい事は、中国にとって正しい事とは限らない。