先日、人生を模索する人に「アルケミスト」を勧めた直後、こんな言葉に偶然出会った。
「自分が立っている場所をまず深く掘り下げてみなさい。泉はその足元にある。ここではない、どこか遠くの場所に、見知らぬ異国の土地に、自分の探しているもの、自分に最も合ったものを探そうとする者がなんて多いことか(フリードリヒ・ニーチェ)」
「金がないから何も出来ないという人間は、 金があっても何も出来ない人間である(小林一三)」
偶然は必然。
そして、ある時必ず点は線になる。
昔、とても新鮮に感じた本。
その時自分は、自分がお店を出した事すら後悔したものだ。
しかし、その言葉は、いつしか自分の中に同化している。
偶然(必然)の点は、しっかり拾い紡いでいけば、必ず自分の蓄えとなり、線となる。
アルケミスト
2013.01.20